かろうじて1匹出ました!鮭川サクラマス

ザキ

2012年05月27日 09:28

昨日26日の夕方、3時間一本勝負で鮭川へ行ってきました!
どうにか午後時間がとれたので、昼前に出発。
16時から釣り開始です。

出発前に調べた鮭川の状況です。
水位はほぼ平水ですが、直前の雨で若干水位が増えた模様。
代掻きは続いているようで、直前の雨と重なり濁りは強いと予想されます。

それを踏まえた釣行プランです。
まず、3時間という時間では釣り歩くことは不可能です。
なので、狙いのポイントを2ヶ所に絞りました。
どちらも、昨年実績のあるポイントです。

ポイント選びの決め手は「淵にからむポイント」です。
昨日の雨までずっと平水だったようです。
なので、魚はあまり動いてないと読んだのです。

そして、支流が増える下流ほど濁りがキツイはずです。
なので、上流にある淵に絡むポイントを選びました。

その他の細かいことは、現場で決めることにします。


高速も混雑することもなく、予定通り16時に最初のポイントに到着。

見渡す限り釣り人が見当たらず、釣れてないのかと不安になります。

さっさと準備をして川へ。
川に立つと、地形が昨年と若干変わっていることに気付きました。
対岸に生い茂っていた木がない!水深も砂利によって浅くなったよう。
濁りは想定内でしたが、流れてくるゴミが予想以上に多いです。

とりあえず、スプーンでひと流しして様子を見ます。
水位はそれなりなのに底が浅くなったので、押しの強い流れです。
その下流の淵にも砂利がたまったようで、とても浅いです。
これでは、釣れる可能性は低い。

スプーンのあとミノーでももうひと流ししてみましたが、ダメでした。
このポイントに見切りをつけます。ここで1時間経過。


次のポイントを目指し、上流へ移動。
川は濁っていますが、ゴミは流れていません。これならOK。
このエリアに2ヶ所やりたいポイントがあり、上流から順に釣り下ります。

上流の深瀬では反応なし。
そのまま下がって本命である淵のからむポイントへ。
濁っていますが、ここも良い感じです。
対岸の崩れが多いものの、流れは昨年と変わってないようです。

気になるのは、濡れた足跡があったこと。
おそらく、先行者が抜けた直後です。
でも、もう移動している時間がないのでここで粘ることにします。

まず、選んだのはミノー。
瀬の流れが消えかかるあたりをルアーが通るようにキャスト。
10投ほどしてみましたが、何の反応もなし。
昨年バラした対岸付近も反応なしです。

「浅くなったかな?」
ボトム調査を兼ねてスプーンをキャスト。
狙いの筋を何回もスプーンを通します。
虫も飛んでいるので表層も探りますが、反応なしです。

「こりゃ、広く探るしかないな」
作戦変更し、スプーンの届く範囲を片っ端から投げまくります。
選んだスプーンは流れの強さから判断してリアライズ18g。
どちらかというと表層よりもボトム付近を流します。

しばらくして、ある流の筋を通ったとき「ンヌッ」と生体反応。
「今のバイトだったよな?」

イライラしているときなら、すぐにキャストを続けるところ。
でも今日はなぜか冷静でした。
短くなったリーダーを結びなおして、ポイントも気持ちも一服。

そして、リーダーに結ぶスプーンを選びます。
魚の目先を変えるためにと選んだのは、トラップ18g。
基本的には同じローリング系の動きがいいと思ったからです。
でも、同じリアライズじゃもう出ないだろうと。

ルアーを変えて1投目。
同じ筋を通した時に「ゴンッ」と明確なバイトが出ました。
反射的にアワセを入れます。ローリングはしませんがマスと確信。

バイトは重みがありましたが、魚はあっさり寄ってきます。
リーダーが見え、濁りの中でうねうね動いている魚はサクラマス。
あまり大きくありませんが、今期1匹目なので絶対獲りたい。
慎重にいなしてネットに入れました。


相変わらずいい写真が撮れなくてスミマセン。
ネットイン後の魚の目がイキそうだったので、慌ててしまいました。
しばらく休ませていると、元気が復活しました。
暴れもがいた直後は、酸欠状態になるのでしょうね、魚も。


サイズは43センチと小さいものの、ヒレも口の中も黒いサクラマスです。
とりあえず、今年もサクラマスが釣れたことで一安心です。
撮影後、優しくリリースしました。

「今日はスプーンか?」と決めつけたところで再び上流へ。
最初に探ったポイントを釣り直しますが、やっぱり出ず。
ひと通り探り終わった19時10分、今日の釣りを終了しました。

とりあえず、今年も無事1匹釣れたことで一安心です。
サイズは小さかったものの、釣れ方は満足。
前触れを感じて、釣り直して出た1匹ですから。
こういう釣りがいつもデキるといいんですけどね。

川は濁ってましたが、迷いはなかった。
旧北であれだけ濁っていても釣れるのを見てますからね。
ポイント選びも、どこから上流なら釣り可能か検討がつきました。
過去釣れない時期が長かったですが、無駄足じゃなかったようです。

帰りに「ちゃっか屋」さんに情報収集で立ち寄りました。
昨年同様、5月連休は雪代が多くてダメだったらしいです。
その後水位が下がって代掻きがはじまるまで、釣果があったようです。
私が話を聞いた感じでは、魚の多さは昨年同様のように思います。

おそらく、代掻きの濁りは今日ぐらいまででしょうか。
これから6月中旬ぐらいまでは十分チャンスがあると思ってます。
次回は最低でも50センチを超えるサクラが釣れるように頑張ります。


【釣行データ】
場所 : 鮭川
釣果 : サクラマス1匹(43センチ)
時間 : 16:00~19:10
天気 : 晴れ
気温 : 20~15℃ぐらい
水位 : 真木で70ぐらい
水温 : 未計測
濁度 : ささ濁りよりも強い濁り


【使用タックル】
ロッド : ufmウエダ SLT-82H-Ti
リール : 11ツインパワー2500S
ライン : 東レシーバスPE0.8号+クレハシーガーエース2.5号
ルアー : リッジ90S、同90F、Dコンタクト72、リアライズ15g、18g、トラップ18g


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