なぜ本流ではフローティングベストを着ないのか
サクラマスシーズンにはだいぶ早いのですが
シーズン前に毎回思うことなので、書きます。
ルアーであれ、エサ釣りであれ
サクラマス釣りはウェーディングしますよね。
ウェーディングすれば当然ですが、
足元が滑って転倒し、流される危険もあります。
そこで思うのは
本流でも着れるフローティングベストはないのか、です。
シーバス釣りなどは、当たり前に
フローティングベストを着用しますよね。
川は、流されても下流に浅瀬があれば
そこで立つこともできるでしょう。
ただし、ほとんどのアングラーは
チェストハイのウェーダーを履いてると思います。
その場合、流されている時の姿勢が問題になります。
ウェーダーに空気が入り、足が浮くと言います。
そうなると、上半身を浮かせることが困難になります。
そこで、なぜ、サクラマスアングラーは
フローティングベストを着用しないのか。
私なりに考えてみました。
1.伝統的にフローティングベストを着ない
2.トラウト用のフローティングベストがない
3.ソルト用フローティングベストは大袈裟
4.ソルト用フローティングベストは重い
5.ソルト用フローティングベストの又紐が嫌い
6.ソルト用フローティングベストはがさばる
ざっと、こんな感じでしょうか。
おそらくですが
本流サクラマスルアーアングラーが
フローティングベストを着用しない理由の多くは
1.伝統的にフローティングベストを着ない
だと思います。
だって、トラウトアングラーは昔から
トラウトベストを着るのが普通ですから。
渓流で着用するのが本来の目的なんでしょうが
トラウト狙いですから、そのまま本流でも着ますよね。
わざわざフローティングベストは着ないと思います。
2.トラウト用のフローティングベストがない
については、あるにはあるようですね。
以前、フォックスファイヤーから
「メインステムPFDベスト」という名前で
救命具付のベストが発売されていました。
ティムコ(TIEMCO) メインステムPFDベスト L サンド 5010944
他にトラウトベスト型のフローティングベストは
私は見たことないですね。
ソルト用のフローティングベストは
下流域のアングラーで使っている人は見ますが
中流域になると、ほとんど見かけません。
そんな感じで、本流サクラマスアングラーで
フローティングベストを着用する人はあまりいません。
が、着用する方が安全なのは間違いないと思います。
私は、まだ川で転倒したことはないのですが
もし転んだとき、救命具があった方が安心です。
いい感じのベストがあれば買いたいのですが
正直、なかなかいいのを見つけることができません。
そこで、どんなフローティングベストなら
本流サクラマスアングラーに受け入れられるだろう。
そんなことを、次回書いてみたいと思います。
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