2024年03月03日
第38回 釣展へ
前回の投稿は、昨年11月。
その後も釣りには行ってたんですが
晩秋のシーバスは、ろくな釣果なし。
その後、サーフのヒラメも完全ボーズ。
年が明けてからは、近所でバスを。
それも、ほぼ釣果なしで・・・
そんなこんなで、3月になっていました。
3月といえば、そうです、釣展です。
ということで、
宇都宮市マロニエプラザで行われている
第38回の釣展へ。

とりあえず、開催されれば行ってますが
年々出展ブースが減ってる感じですよね。
昨年ぐらいからですか?
シマノのブースもなくなってます。
サーフ用にOKUMAのスピニングを買って
使った感想を伝えようと思ってましたが
ゼニスも出展がなかったですね。
昨年はあったのに・・・
さて、そんななか
興味を持った商品があったのでご紹介。
いつもお世話になっております
リトルプレゼンツ(オーシャン?)から
スライドFGベストです。

これはオカッパリ用ベストで
ポケットが外せるタイプですね。
好きな位置にポケットを配置できます。
前からこういうのがあればいいなと
思ってたところに、ついに登場です。
今のところ、別なポケットの付替えは
出来ないということでしたが
サイズ違いのポケットに変更できるとか
そういうものあると面白いかなと。
カヤック用PFDと、オーシャンFGベストの
中間の価格というのも、魅力です。
今後、買い替える予定があれば
忘れずに選択肢に入れます。
もうひとつは
サーフWDシューズ、ラバーソール。

ソックスタイプのウェーダーのとき
サーフで使うWDシューズですね。
シューズ内部は一体型で
足首をベルトで締められるので
中に砂が入りにくい構造のようです。
私は以前、リアルメソッドから
ラバーソールサーフブーツを購入し
使ってみたことがありました。
これも、アンクルベルトがあるので
シューズ内に砂は入りづらいのですが
靴底が柔らかく、サーフ歩行に疲れ
使用を断念してます。
このリトプレさんのシューズは
ソールはしっかりしているようなので
歩きやすいんじゃないですかね。
シューズ内に砂は入りにくいんですが
ただやっぱり、サーフでの使用後に
砂まみれのシューズを脱ぐのは面倒?
そう思う人は、素直に
ラジアル底のブーツウェーダーを
使った方がいいですかね・・・
他に車の展示などもありましたが
さっと見て、帰ってきました。
昨今の釣り場の状況を見てると
釣人が減ってるとは思えないので
もっと出展してもいいと思うのですが。
釣りというよりも、外遊びの一つ?
みたいな感じの客が多いせいか
メーカーも出展を見合わせてる?
とも思ったりしてます。
個人的には、メーカーの人と
直接話せる貴重な機会ですので
時間があればまた行きたいし
ずっと続いてほしいです。
2023年03月11日
最近の私
もうヤマメが解禁になってましたね!
ここ2ヶ月ぐらいの私の行動ですが
あまりのヒラメの釣れなさに
ガソリン代ももったいないので
1月でサーフ通いはやめました。
その後、会社のPCが不調になり
それまでの担当者が転勤でいなくなったため
やったこともないPCの復旧をする羽目に。
そんなことで家にこもり
PCに関する基礎知識を増やす意味で
ヤフオクで中古パーツを買って
マザボが死んで動かないPCを復活させたり。

そんな事をしてる間に3月になりました。
3/5には3年ぶり?に開催された釣展に。
出店ブースの少なさに驚いたのと
開催告知が遅かった影響もあるのか
来場者もいつもより少なく感じました。

個人的には、ずっと気になっていた
OKUMAのスピニングリールを
生で触れたのがよかったです。
そんな感じでしたが
私の本格始動は、那珂川サクラが解禁になる
4月以降になりそうです。
2019年03月03日
第34回釣展へ
第34回釣展に行ってきました。

目的は「リトプレPFDの詳細確認」
後は流れで、混雑具合を見て。
午前中に帰る予定で。
入場して早々、
リトプレブースが空いてたので
担当者の方とすぐにお話できました。
年間通して本流トラウトで使おうと
前々からずっと気になっていた
「PF-06 カヤックフィッシングPFD Ⅲ」
・泳げるように浮力控えめ
・メイホウ3010が入るポケット
・低めの価格設定
カヤック用に作られたものですが
他の釣りジャンルでも使用されてるのか
担当者の方に聞いてみました。
すると「磯」で使う人がいるらしいです。
やっぱり。
その言葉が欲しかった。
これは、買うかも。
その後、カヤックフィッシングについて
いろんなお話を聞きました。
ここでは割愛しますが
ユーザーの意見をかなり反映してそう。
その他、ウェーダーについても、
WDシューズやグローブについても
いろんな話を聞かせていただきました。
リトプレのアイテムは
私にとっては結構「ツボ」です。
ウェーダーを筆頭に
ロングランのアイテムも結構あって
アングラーの心をキャッチしてますよね。
いつまでも、今の感じでいて欲しいです。
その後、シマノブースへ。
リールが並んでいたので
何気にヴァンキッシュを手に。
軽!ヤバッ!!
3000番、4000番を触りましたが
劇的な軽さに驚くばかり。
4000XGで200gしかない。
ストラディック1000と同じ軽さとか。
19ヴァンキッシュを買うときは
ロッドも買い換えないとダメですね。
バランスが取れなくなってしまいます。
心配なのは耐久性。
こんなに軽くて、大丈夫なのか。
結局、立ち寄ったブースは2ヶ所。
午前中には会場を後にしました。
今回は何年振りかの釣展でしたが
道具の進化に驚きでしたね。
たまにはこういう刺激が必要なのかも。

2016年03月08日
第31回釣展へ
第31回釣展へ行ってきました。
釣展に行くのは、2年ぶりです。
今回、目的が2つありました。
1.トラウトロッド視察
2.偏光グラス視察
マロニエプラザに着いたのは9時半。
駐車場は半分ぐらい埋まった状態でした。
受付を通過して会場へ。
なんか受付、さみしくないか。

会場へ入ると、なんか変。
出展ブースが少ない様子。
2年前と比べると、ブースが少なかったです。
1.トラウトロッド視察
まず、ジャクソンブースへ。
ロッド「カワセミラプソディ」について
貴重なお話を聞くことができました。
以前から、7フィート弱の手軽に使える
トラウトロッドを探していました。
候補に上げたのは2本で
・ジャクソンのカワセミラプソディ
・天竜のレイズ
某ショップで実際にロッドを触ってみて
これだな、と思ったのはこの2本。
最近のトラウトロッドの主流は
「高弾性」「先調子」になってませんか。
おそらく、ミノーを使う人が増えたからでしょう。
そんなロッドは、触ってみると
キンキンに高感度で、思いっきり先調子
バスロッドに近い感触だったりします。
でも、そうじゃないだろうと。
もっとパラボリックに曲がるロッドが
10年ぐらい前までは沢山あったはずです。
最近、そんなロッドを使いたくなったのです。
キンキンに高弾性、先調子ではないロッド。
パラボリックでもだるい感じがしないロッド。
そんな思いで探して、見つけたロッドが
上記の2本のロッドだったのです。
で、ジャクソンブースで聞いた
カワセミラプソディのコンセプトなどの話。
とにかく、数値にとらわれない
使いやすいロッドを作ろう、というのが
コンセプトだったようです。
・ロッドを持った時のバランスは良い
・柔らかめのティップ、適度なバットの張り
・キャストしたルアーがスッと飛んで行く感じ
・キャスト後のロッドのブレが少ない感じ
私がカワセミラプソディを軽く降った時は
上記のような感想を持ったのですが
コンセプト通りのロッドだと思いますね。
使いやすいという意味で、低弾性にした理由として
「折れにくさ」という話もされてました。
トラウトは、ロッド1本で釣り歩くことが多いです。
特に渓流なんかの場合、車から川まで散々歩いて
釣りを開始した直後にロッドが「ボキッ」っと折れたら。
もう、その日は終了ですよね。
それも考慮しての、低弾性なのだそうです。
後はやっぱり、使ってみて
魚を掛けてからが、どんな感じなのか、ですね。
こればっかりは、買ってみないとわかりません。
そして、天竜のレイズですが
まず、ブースがどこにあるかわからなかった。
帰り際に見つけたのですが、混雑しており
結局、ロッドは触らずじまいでした。
2.偏光グラス視察
ロッドの次は、偏光グラス。
ティムコのブースへ行きました。
2015モデルの4カーブレンズ
コンテンダーが自分に似合っているかどうか。
それと、ラスターオレンジってどんな感じか。
結論から言って、コンテンダーはバッチリ。
540が隣にあったので、かけてみたんですが
コンテンダーのが自分にはあってますね。
まあ、メーカーさんが
誰にでもに合うデザインだと言ってるから
間違いないんだと思います。
ラスターオレンジもコンテンダーにセットされてて
かけて、見ることができました。
ライトブラウンとコパーの中間だそうですが
やっぱり、現場で見てみないと、わからないですね。
ここで、目的は終了です。
あとは、バスデイとか、シマノとかで
ちょこっと話を聞いて、11時で帰ってきました。
カワセミラプソディは、買ってもいいかな、と思いました。
私はもともとスーパーレインボーを使ってたので
ちょっとひいき目に見ているかもしれませんが(笑)
偏光グラスは、もう買わなければいけないんですが
フレームがイマイチ決められない状態でいます。
もう少し、あちこち見て回ろうかなと思います。
最後に、どのブースからも言われた話ですが
2月解禁の九頭龍川は、解禁直後から大爆発だそうですね。
ここ10年で一番の釣れっぷりではないか、ということです。
3月解禁の赤川も、やっぱり爆発してましたね。
今年の日本海側のサクラマスは、好調のようですね。
今年は山形で一本獲りたいところです。
2012年03月04日
大橋漁具 第27回釣展レポート
場所は、宇都宮のマロニエプラザです。
第一の目的は、生で見たいものがあったから。
リトルオーシャンの「PF-02ウェーディングPFD I」です。
![]() ウェーディング PFD I■シルバー■(リトルプレゼンツ)PF-02 |
なぜサクラマス釣りにライフジャケット?
サクラマス釣りの最中に、強く思うことがあったのです。
本流でも浮力材の入ったベストを着るべきだと。
とはいえ、本流用は海用のライジャケほどごっつくなくてもいいかなと。
もっとシンプルでコンパクト、浮力も海用までは必用ないだろうと。
そんな視点で探していて見つけたのが、これだったんです。
股ベルトも外せるのも魅力だったので。
では、どのぐらいコンパクトなのだろうか。
実際この目で確かめてみようということになったわけです。
その他、ルアーやリールの新型を見るのも忘れずに。
◆バスディ
まず、立ち寄ったのはバスディのブースです。
サクラマス狙いのバイブレーションの使い方を聞きたかったのです。
基本、タダ巻きでOKとのこと。水深だけは注意が必用とのことでした。
新作としては、シュガーミノーボトムトゥイッチャー50 ESがありました。
50ミリのボディに5.0gのウェイトを搭載したシンキングミノー。
秋ヤマメで効きそうです。
◆リトルプレゼンツ
今日の本命のリトルプレゼンツです。
「PF-02ウェーディングPFD Iは?」
「持ってきてません。海用はいらないと思って・・・」
終了!!
まあ、海なし県なので仕方がないことですね。
どこかの釣具店で探すしかないです。
ちょっとメーカーの方に聞いてみたんです。
本流ルアーでも浮力材入りのベストが必用じゃない?
確かに、そういった話はあるそうです。
浮力材入りのベストでなくても、膨張式のタイプを着用するとか。
そういう動きになりそうではあるということです。
ただ、作ってもやっぱり売れないだろうということでした。
私の知ってる範囲では、ティムコで膨張式タイプのベストが出てますね。
でも確かに、私が通う釣り場でも着ている人をあまりみかけません。
やっぱり、作っても売れないだろうな・・・作って欲しいけど。
◆タスフィッシング
エリア用ハイブリッドルアーのタスフィッシングです。
何がハイブリットかというと、金属をプラスチックで包んだルアーなんです。
なぜ、こんなボディにしたのか聞いてみました。
大遠投できて、表層を引けるルアーを求めていたらこの形になったとか。
「重さ」と「浮力」の融合というわけですね。
金型も生産も群馬で作っているそうです。純国産です。
ルアーを見せてもらったのですが、密かな疑問が。
「これ、コスト的にキツくないですか?」
と聞いたら、「キツイ」とポツリ。
それでも、弁財天シリーズが好評とのことで、よかった。
![]() 【メール便OK!】サンシー弁財天 1.9g |
◆シマノ
最後はシマノブースへ。
ここでは2月に発売されたばかりの「ヴァンキッシュ」を触りにきました。

シマノ(SHIMANO) ヴァンキッシュ 2000S
1000~3000番まで触らせてもらいました。
持った感じは超軽い。この軽さは驚きです。
全部カーボンボディかと思ったら、そうではないんですね。
ボディはマグネシウムで、ローターがカーボンです。
これなら、剛性面で安心できます。
持った感じも軽いですが、回転も軽い!
ハイギアでも軽かった!!
ステラのハイギアは重いという方は、こちらを買った方がいいかも。
「軽さ」と「感度」の向上が魅力なのは間違いない事実でしょう。
でも、ちょっと心配だなと思ったことが何点か。
・リールが軽すぎるとロッドとのバランスはどうなの?
・ハンドルが折りたためない
この2点は、購入前に頭に入れておく必用がありますね。
低い番手は管釣り、バスなど感度重視の釣りで強力な武器になりますね。
ただし、サクラマスやソルトだと剛性大丈夫かな?
高い番手では、軽すぎてロッドとのバランスもちょっと心配です。
軽いロッドを使っている人は心配ないと思いますけどね。
そんなわけで、10時ぐらいから1時間半で会場をざっと一周しました。
今回はルアー界の有名人は誰もいなかったので寂しかったです。
以上、簡単ですが釣展レポートでした。
2010年03月07日
第25回釣展で那珂川ヤマメで使いたいスプーンを見つけました
今日の話は、ちょっと長いです。
今日は、大橋漁具主催による「第25回釣展」に行ってきました。
場所は、宇都宮市のマロニエプラザです。
今日の目的は、バスディブースに来る川島雅史さんに
シュガーミノーの使い方など、直接話しを聞くことでした。
11時ごろに会場入りして、まずはグルッと会場を一周。
気になるブースに立寄って話をしようとしたのですが
先客がいてなかなか話ができませんでした。
そんなこんなで、会場を一周してしまいました。
一周してから、バスディのブースへ行きました。
幸いブースにはお客さんの姿はなく、川島さん一人でした。
ニューモデルはないのですかという話しで切り出し
シュガーミノーの誕生秘話から、使い方、
シャフトグライダーシステムの話、慈着固定しないメリットなど。
シュガーミノーが完成して間もない頃、北陸でサクラ狙いで使用し
年間20本水揚げした時期もあったそうです!!
そうそう
那珂川へ釣りにくる有名テスターさんがいるのですが
すごい釣果を叩きだすので、何か秘密があるのか聞いてみました。
すると、バスディのミノーをノーマルで使うことはないそうです。
○○○をお腹にベタベタと貼っているそうです。
とにかくボトムを狙うべし、とのことでした。
バスディさんのサイトはこちらです。
http://www.bassday.co.jp/
続いて、カントリーロードのブースへ。
私、正直このメーカーを知りませんでした(笑)。
立ち上げてから3年ほどの、まだ新しいメーカーだそうです。
ブースでまず目に飛び込んできたのは、ロッドスタンド。
カントリーロード(Country Road) ロッドランチャー
実は、ナチュラムで買うか買うまいか迷ったスタンドでした。
ここのブランドだったとは知らなかった。
そのまま横に目をやると、スプーンが展示されていました。
一緒に飾られていた写真は、鮭を釣った写真。
まあ、漁獲調査で釣った鮭だろうとは思いましたが、その通りでした。
ブースのスタッフさんがスプーンについて説明してくれました。
ヤマメやサクラ狙いだと言ったら、「RUSH」を紹介してくれました。
NEWスプーンRUSH(ラッシュ)5g
このスプーン、ちょっと形が変わってます。
前方が薄く、後方が厚みのある形です。
一般的にスプーンは、プレス型という金型で挟んで作ります。
普通のプレス型では、こんな形は作れないはずなのです。
そのあたりを突っ込んでみると、「亜鉛ダイカスト」との答えでした。
亜鉛ダイカストって何?という方のために、簡単に説明しますね。
ルアーの形に凹んだ金属の塊を金型というのですが
その中に、亜鉛を溶かして小さな穴から強い圧力で流し込むのです。
本当に簡単に説明すると、そういう感じです。
大昔に流行った「超合金」とかは、亜鉛ダイカストで作られたようです。
もっと詳しく知りたい方は、ネットで検索してみてください。
先ほどもいいましたが、一般的にスプーンはプレス型で作ります。
板から打ち抜いたり、曲げたり、何工程かに分けてプレスします。
最後の工程で、スプーンの形に仕上げます。
私はまず、その製造工程に興味を持ったわけです。
種類は違いますが、私も似たような業界に身を置いているので。
まず、ダイカストなんぞして採算が合うのかと疑問に思いました。
金型代は、プレス型は○○万円、ダイカスト型は○○○万円です。
ダイカスト型は、プレス型に比べて1桁違うのですから。
それについては、なんとか大丈夫とのことでした。
それは、設計から加工、成型まで一貫生産しているからだそうです。
加工だけする会社、成型だけする会社は結構あるそうですが
一貫生産しているところは、なかなかないとか。
さらに話は進みます。
ダイカストのスプーンなんてあまり知らないと話をしたところ
某メーカーのスプーンの名を上げました。
ああ、そういえばそうかなと私も気付きました。
実は、カントリーロード設立前は
その、某メーカーのスプーンを作っていたそうです。
某メーカーとは、ルアーアングラーなら誰でも知っているメーカーです。
そのほとんどのスプーンを作っていたというのですから、驚きです。
こいつは凄いやと、ますます話しは続きます。
さて、肝心のスプーンの動きについて聞いてみました。
なぜこの形にしたのか、そしてダイカストで作るメリットとは。
「RUSH」の場合は、前後両端が肉薄にできています。
そして、中心からやや後方が肉厚にできています。
カタログを見ると、このスプーンはセンター重心になっているそうです。
この形状なら、止水でも立ち上がりが良いとのこと。
また、速い流れでも低重心なので泳ぎが安定しているとのことです。
キャスト先から足元まで、泳ぎ方が変わらないという話でした。
安定した泳ぎのためスプーンがクルクル回転しないそうです。
スプーンが回らなければ、糸ヨレが少なくて済みます。
そして、私がいちばん注目したのは浮き上がりにくさです。
沈みが速く、浮き上がりにくいが、泳ぎも犠牲にしてないことです。
スプーンが浮きやすい時は1サイズ重いスプーンを使いますね。
それだと確かに重くなりますが、シルエットも大きくなります。
そのため、重さの割りに沈むスピードが上がらないということがあります。
このあたりを、イトウクラフトさんなんかは工夫していますね。
シルエットを変えずに板厚を変えて、重さを変えています。
でも、同じシルエットで重さを変えると沈下速度は速いですが
同じ動きにならない気がするんですよね、等肉ですし。
ですので、泳ぎが良くて浮きにくいスプーンにするには
重心や肉厚に変化を持たせるのが理想だと思っています。
私の想像ですが、このスプーンはジグのような泳ぎをすると思います。
そのワラワラ細かい動きが、リアルさを増すのではないかと思います。
使った人の感想を、スタッフさんに聞いてみたところ
他の人が散々スプーンを投げた後に「RUSH」を投入しても釣れたとか
1サイズ軽い重さでも十分ボトムを転がすことができたという話でした。
実績も十分。
昨シーズン鬼怒川でヤマメ50UPが「RUSH」7gで獲られているそうです。
この「RUSH」というスプーン。
形状、コンセプト、製造工程など、私個人的には大変興味を持ちました。
今シーズンは、那珂川、鬼怒川でのヤマメ狙いに是非使いと思います。
10g以上の重さのスプーンは、今年3月から発売開始だそうです。
山形のサクラ狙いでも使ってみようかと思っています。
カントリーロードさんのサイトはこちら
http://www.country-road.jp/index.html
今日は、バスディの川島さんと話をできたことも嬉しかったのですが
釣り以外にも実にマニアックな話が聞けたので、収穫のある1日でした。
2008年03月10日
釣展その2

NORIES(ノリーズ)
トラウトプログラム ストリーム66
瀬があってもそれなりに水量があり、重い流れの淵なども現れる中流域、70mm前後のミノーを狙い通りにロングキャストし、抵抗の大きなディープダイバーであっても軽快に踊らせられるパワーとテーパーが欲しくなってくるシチュエーション。しかも相手がビッグレインボーやサツキマスであれば、強烈な走りにしなやかに追従するスムーズさも欠かせない条件となってきます。66のレングスの中に張りと粘りのバランスを両立させたロッドです。
(私の感想)
バスプロ田辺氏のブランドのロッドです。バスだけでなく、管釣り、ロックフィッシュと多魚種にわたる商品展開をしているブランドです。私は、6.6ftのロッドを持ってみましたが、アクション的にはオードソックスな癖のないトラウトロッドといった感じ。ルアーも、ミノー、スプーンと限定せず、どちらも使えるように作ったロッドのようです。価格は4万円代。チタンガイド、ボロンコンポジットと、マテリアル的にも高価なものを使っているので、この価格はしょうがないのかなと思います。個人的には、もっとティップとバットの硬さにメリハリが欲しいところです。

テンリュウ(天龍)
シエリー CR53L-Jerkin
国内のあらゆる河川・湖沼でのトラウトゲームを想定して設計したシエリー。サクラマスなどの大型トラウトをターゲットに専用設計した86H、大型河川のサツキマスなどの中型トラウトのトゥイッチングに最適な78MLを加え、源流域などの繊細なゲームから中流、下流域の大場所のビッグトラウトゲームまで繊細かつ大胆に攻めのトラウトゲームを展開できるアイテムがさらに充実しました。全機種軽量・高感度チタンフレームSicガイド搭載。又、スムーズなベントカーブとパワーロスの少ないインロー継ぎを採用。オリジナルリールシートのフード部分にはリールの足に傷がつきにくく、がたつきを防止するABS樹脂のリングを搭載。
(私の感想)
テンリューのトラウトロッドのなかでも売れ筋のロッド。なかでも、このロッドはミノーのトゥイッチの釣りに特化したロッドのようです。持った感じはキンキンの張りのあるロッド。軽く、扱いやすいので、ミノーにはバシバシアクションが加わると思いますが、魚が掛かってからの扱いは慎重に対応しないとバレが多発するのではないかと思われます。また、トラウトロッド全般的に、2万円代の価格より4万、5万円といった価格のほうがよく売れると、メーカーの方は言っていました。某有名ロッドメーカーの影響があるのでしょうか。

シマノ(SHIMANO)
カルカッタ CONQUEST 200DC
このCONQUEST DCシリーズのいちばんの特徴はやはりこのブレーキシステムですが、スプール回転に応じて自然発生的に働く従来のブレーキ力を利用するのではなく、一回のキャストのどこでどれだけのブレーキをかけるのが理想なのかを解析し、1/1000秒単位のブレーキパターンとして電子回路にプログラムさせ、それぞれのキャストに応じた8種類のパターンとしてダイヤルでの選択を可能にし、村田基氏による実投テストではなんと平均82.18mという驚異的な飛距離を叩きだしたベイトリールです。
(私の感想)
トラウト狙いには直接関係なかったのですが、デジタルでスプール回転を制御するというので、どんな機構なのか興味があったので覗いてみました。メーカーの方にスプールを開けてもらって、ここに基盤が入ってるとか、ここで回転を見ているとか、いろいろ教えてもらいました。従来のブレーキシステムのベイトも強くブレーキを掛ければサミングなしでキャストは可能ですが、DCのベイトはサミングなしでも従来品よりは飛距離は延びるようです。シマノといえば、本業は自転車のパーツですが、その開発、加工の技術がリールのパーツにも発揮されていると思いました。あるメーカーの方が言っていました「シマノは技術力、ダイワは規格力」。まさに、その通りだと思いました。
2008年03月09日
釣展に行ってきました

アユ用品、ルアー・フライ用品など、今年の新製品などたくさん展示されていました。メーカーさんいわく、こういった問屋さん主催の展示会に一般客が参加できるのは国内でもめずらしいのだそうです。私は、横浜で行われる国際釣り博に行くのがかったるいので、毎年この釣展に行っています。
今日見た展示品のなかで、個人的に興味を持ったものをご紹介します。
(すべて新製品ではありませんが)

リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS)
ミッドストリームWDシューズ
●2008年新製品●歩く、ふんばる。硬いソールが長距離の歩行を助けます。●トレッキングシューズのような、中下流向きのウエーディングシューズです。●ソールはピン(ステンレス製)フェルトソールです。
(私の感想)
個人的にお気に入りのメーカー、リトルプレゼンツから2008年に登場したミッドストリームWDシューズです。もともとあったライトウェイトWDシューズは渓流用、これは読んで字のごとく中・下流用ということです。手に持ってみたところそこそこ軽量で、フェルトにはスパイクピンが打ってあるので、すべり止めも万全ではないかと思います。今年はシューズを買い換える予定があったので、グラッときています。また、ウェーダーでも3万円代のチェストハイウェーダーが新作で出ていました。

東レフィッシング(TORAY)
ソラローム スーパーハード ドリフト 150m

東レフィッシング(TORAY)
バウオ スーパーハード プレミアムプラス スーパーフィネス 100m
(私の感想)
東レのスピニング対応のフロロ2点です。上のフロロはやや硬め、下は柔らかめです。上のフロロはバスプロ相羽選手プロデュースだそうで、ミドスト用(昔で言う名古屋釣法=中層釣り)なんだそうです。硬めの方がミドストもやりやすく、ライントラブルも少ないんだとか。下のフロロはやわらかめの仕上がりで、あらゆる釣りに対応しているそうです。私はあくまでもストリームでトラウト狙いで使う目線で見ていましたので、下のフロロが使いやすいように思いました。今回初めて知ったことなのですが、フロロのポンド表示は、そのポンドは最低でも保証しますよということらしいです。例えば、4ポンドであれば、ナイロンでいう4.5ポンドぐらいの強さはあるらしいのです。フロロは同じポンド数でナイロンより太くなってしまうので、普段の釣りではもう0.5ポンドぐらいは落としてもいいのかなと思いました。
以上、3点について紹介しましたが、他にもロッドではテンリュウのシェリーや、ノリーズのトラウトプログラム、シマノのベイトリールのDCシリーズなどを見てきましたが、レポートはのちほどアップしたいと思います。
このような展示会では、メーカーの方と直接話ができるので私も参考になることが多いし、メーカーの方もアングラーの生の話が聞けて参考になるのだそうです。横浜で開催される釣り博よりは人出も少なく、ゆったりと展示品を見られるので、また来年も行こうと思っています。