2009年11月23日
根魚消えてヒラメ天国か?どうなる相馬港
22日と23日に福島県の相馬港へ行ってきました。
狙いはソフトルアーでソイ、アイナメです。
ソルトルアーは、8月のお盆以来の釣行です。
22日夕方相馬着。プロショップ「どんこ」さんに情報収集へ。
水路で25センチぐらいのアイナメなら釣れるとの情報です。
今回は釣りをしている暇があまりないので、松川水路で釣ります。
お店で話し込んでしまい、水路に着いたのは暗くなった17時。
目的のポイントには既に多くの先行者がいたので断念。
別のポイントで30分ほどグラミMで探りましたが、反応なし。
今日は粘らずに、さっさと帰ります。
翌23日、8時半ごろ満潮予定なので、7時ごろに釣り場着。
今日は幸い、目的のポイントは誰もいませんでした。
足元を見ると、イワシのような魚が群れていました。
まずは、相馬定番クリーピーグラブ3inで釣り開始。
バイトがないので、白ラメ、クリアラメとルアーチェンジ。
ソフトルアーで釣れないので、14gの堤防ジグにチェンジ。
青っ子を狙うように、足元でジグをシャクリ上げます。
何分か続けていると、何かヒットしました。

ヒットしたのはなんとサッパでした。
メタルジグで初サッパです。
その後、本命らしいバイトもありましたがノーヒット。
再びソフトルアーにチェンジ。
ボディーキールシャッドのグリーンラメで今日初バイト。
しかし、バイトが小さい。いちおう歯形は残っていましたが。
その後、クリーピーにチェンジしたものの、バイトがなくなりました。
どうも、グリーン系のカラーが効いてるような気がします。
グラミMのグリーン系の使い古しがあったので、それを使います。
するとバイトが出ましたが、やはり小さい。食い込めないみたいです。
餌釣り氏のバケツを見ると、20センチぐらいのアイナメが2匹。
もし、さっきから続くバイトがこのサイズのアイナメならば、グラミMを食い込むには無理でしょう。
そうこうしているうちに、時間は10時近くなってしまいました。
10時前に携帯が鳴ったこともあり、10時に釣りを終了しました。

私の釣りはそんな感じでした。
今回釣りをしながら、ちょっと気になったことがあります。
それは、松川水路がかなり砂で埋まってしまっているということです。
干潮時、澄んだ潮のときなら底が白く見えるのがわかると思います。
砂で埋まるといえば、今は人工磯でもアサリかハマグリが取れるとか。
私が相馬で釣りをし始めた10年ほど前は、水路の底は岩盤でした。
それを知らずにジグヘッドをキャストすると、すぐ根掛かりしたものです。
何個ジグヘッドがあっても、足らないぐらいでした。
それが、ここ数年はジグヘッドが根掛からないんです。
特に、新漁港付近はほとんど根掛かりません。
それが反映されてか、ベッコウゾイが釣れにくくなったようです。
その代わり、ヒラメ、コチがよく釣れるようになりました。
今日釣り場で話をした釣り人も、ヒラメ狙いでした。
ここ数日で何枚か、ヒラメキャッチの話をされていました。
ここ数年、水路はヒラメが釣れやすくなったのは確かです。
水路が砂で埋まる原因はいくつか考えられます。
宮城県の浜にヘッドランドを作ったので、そっちの砂が流れているのかも。
新漁港の影響も少しあるかもしれませんね。
水路は何年かに1度は定期的に浚渫しています。
その時、根も一緒にガリッと掘ってしまうのかもしれません。
岩盤とか根がなくなると、甲殻類がいなくなると思うのです。
甲殻類がいなくなると、根魚や他の魚もいなくなる。
ルアーフィッシングはベイト頼みの部分がありますからね。
イワシが来るのを待つしかないというのは、ちょっと悲しいです。
うちの近所の那珂川でいうと、岩盤は湧水が出る大事な場所です。
湧水は水質が良く水温が一定で、遡上魚には「命の水」のようなものです。
その岩盤が小砂利で埋まると、湧水が出なくなります。
すると、遡上魚が休む場所がなくなってしまうのです。
川の話がそっくり海にあてはまるとは思いませんが
岩盤が埋まるというのは、生き物にはあまり良くないのではないか。
これは、私の勝手な想像です。
ヒラメが釣れやすくなるのは、それはそれで嬉しいのですが
相馬港のオカッパリで気軽に釣れた根魚が釣れにくくなるのは
私としては寂しいです。
この先、相馬港はどうなってしまうのでしょうか。
見守るしかないんですがね。
<関連記事>
08年11月23日の相馬港沖堤防の釣行記
狙いはソフトルアーでソイ、アイナメです。
ソルトルアーは、8月のお盆以来の釣行です。
22日夕方相馬着。プロショップ「どんこ」さんに情報収集へ。
水路で25センチぐらいのアイナメなら釣れるとの情報です。
今回は釣りをしている暇があまりないので、松川水路で釣ります。
お店で話し込んでしまい、水路に着いたのは暗くなった17時。
目的のポイントには既に多くの先行者がいたので断念。
別のポイントで30分ほどグラミMで探りましたが、反応なし。
今日は粘らずに、さっさと帰ります。
翌23日、8時半ごろ満潮予定なので、7時ごろに釣り場着。
今日は幸い、目的のポイントは誰もいませんでした。
足元を見ると、イワシのような魚が群れていました。
まずは、相馬定番クリーピーグラブ3inで釣り開始。
バイトがないので、白ラメ、クリアラメとルアーチェンジ。
ソフトルアーで釣れないので、14gの堤防ジグにチェンジ。
青っ子を狙うように、足元でジグをシャクリ上げます。
何分か続けていると、何かヒットしました。

ヒットしたのはなんとサッパでした。
メタルジグで初サッパです。
その後、本命らしいバイトもありましたがノーヒット。
再びソフトルアーにチェンジ。
ボディーキールシャッドのグリーンラメで今日初バイト。
しかし、バイトが小さい。いちおう歯形は残っていましたが。
その後、クリーピーにチェンジしたものの、バイトがなくなりました。
どうも、グリーン系のカラーが効いてるような気がします。
グラミMのグリーン系の使い古しがあったので、それを使います。
するとバイトが出ましたが、やはり小さい。食い込めないみたいです。
餌釣り氏のバケツを見ると、20センチぐらいのアイナメが2匹。
もし、さっきから続くバイトがこのサイズのアイナメならば、グラミMを食い込むには無理でしょう。
そうこうしているうちに、時間は10時近くなってしまいました。
10時前に携帯が鳴ったこともあり、10時に釣りを終了しました。

私の釣りはそんな感じでした。
今回釣りをしながら、ちょっと気になったことがあります。
それは、松川水路がかなり砂で埋まってしまっているということです。
干潮時、澄んだ潮のときなら底が白く見えるのがわかると思います。
砂で埋まるといえば、今は人工磯でもアサリかハマグリが取れるとか。
私が相馬で釣りをし始めた10年ほど前は、水路の底は岩盤でした。
それを知らずにジグヘッドをキャストすると、すぐ根掛かりしたものです。
何個ジグヘッドがあっても、足らないぐらいでした。
それが、ここ数年はジグヘッドが根掛からないんです。
特に、新漁港付近はほとんど根掛かりません。
それが反映されてか、ベッコウゾイが釣れにくくなったようです。
その代わり、ヒラメ、コチがよく釣れるようになりました。
今日釣り場で話をした釣り人も、ヒラメ狙いでした。
ここ数日で何枚か、ヒラメキャッチの話をされていました。
ここ数年、水路はヒラメが釣れやすくなったのは確かです。
水路が砂で埋まる原因はいくつか考えられます。
宮城県の浜にヘッドランドを作ったので、そっちの砂が流れているのかも。
新漁港の影響も少しあるかもしれませんね。
水路は何年かに1度は定期的に浚渫しています。
その時、根も一緒にガリッと掘ってしまうのかもしれません。
岩盤とか根がなくなると、甲殻類がいなくなると思うのです。
甲殻類がいなくなると、根魚や他の魚もいなくなる。
ルアーフィッシングはベイト頼みの部分がありますからね。
イワシが来るのを待つしかないというのは、ちょっと悲しいです。
うちの近所の那珂川でいうと、岩盤は湧水が出る大事な場所です。
湧水は水質が良く水温が一定で、遡上魚には「命の水」のようなものです。
その岩盤が小砂利で埋まると、湧水が出なくなります。
すると、遡上魚が休む場所がなくなってしまうのです。
川の話がそっくり海にあてはまるとは思いませんが
岩盤が埋まるというのは、生き物にはあまり良くないのではないか。
これは、私の勝手な想像です。
ヒラメが釣れやすくなるのは、それはそれで嬉しいのですが
相馬港のオカッパリで気軽に釣れた根魚が釣れにくくなるのは
私としては寂しいです。
この先、相馬港はどうなってしまうのでしょうか。
見守るしかないんですがね。
<関連記事>
08年11月23日の相馬港沖堤防の釣行記
Posted by ザキ at 17:22│Comments(2)
│福島堤防ルアー
この記事へのコメント
お疲れ様でした。
いつもながら綿密な観察と知識には感服いたします。私はそこまで知識も観察眼もないですね。(笑)
根が砂地に変わっていっていると言うことですね。仕方ないことなんでしょうかね。私達にはどうしようもないような気がします。
いつもながら綿密な観察と知識には感服いたします。私はそこまで知識も観察眼もないですね。(笑)
根が砂地に変わっていっていると言うことですね。仕方ないことなんでしょうかね。私達にはどうしようもないような気がします。
Posted by 風待ち at 2009年11月25日 08:20
風待ちさん、こんにちは
私がこれまで釣りをして思うのは、「川も海も、釣り場が砂や砂利で埋まってしまい、釣り場がなくなっている」ということなんですよね。
那珂川は「岩盤淵」が、増水のたびに埋まっています。埋まるところあれば掘れるところもあると思うのですが、埋まってばっかりですね。
海の場合は、埋まるところと掘れるところができますよね。茨城では、阿字ヶ浦が掘れて大洗サンビーチあたりが埋まってしまったようです。
サンビーチに行くと、「なんで砂の上にヘッドランドがあるの?」みたいな感じになっています。
いずれにせよ、私たち釣り人にはどうすることもできないんですよね。見守るだけ。
地形が変わったら、また別の釣り場を探さないといけない。それだけなんですが・・・
でも、今まで釣りができた場所で釣りができなくなるのは、悲しいですね。
私がこれまで釣りをして思うのは、「川も海も、釣り場が砂や砂利で埋まってしまい、釣り場がなくなっている」ということなんですよね。
那珂川は「岩盤淵」が、増水のたびに埋まっています。埋まるところあれば掘れるところもあると思うのですが、埋まってばっかりですね。
海の場合は、埋まるところと掘れるところができますよね。茨城では、阿字ヶ浦が掘れて大洗サンビーチあたりが埋まってしまったようです。
サンビーチに行くと、「なんで砂の上にヘッドランドがあるの?」みたいな感じになっています。
いずれにせよ、私たち釣り人にはどうすることもできないんですよね。見守るだけ。
地形が変わったら、また別の釣り場を探さないといけない。それだけなんですが・・・
でも、今まで釣りができた場所で釣りができなくなるのは、悲しいですね。
Posted by ザキ
at 2009年11月25日 13:11
