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2009年12月21日

相次ぐ釣りの事故を教訓に、今私たちができること

今週も釣りに行けませんでした。
ですので、最近の釣りの話題からひとつ。


12月に入ってから、北海道や茨城で釣り人の事故が相次ぎました。
12月11日には、釣り人の乗ったボートが転覆する事故、
12月13日には、鹿嶋港の堤防で釣り人が行方不明になる事故です。


今回のケースは立ち入り禁止区域で起きた事故のようですが
釣りOKの場所でも似たような事故が起きないとは言い切れません。
釣り人ならば、けして他人事ではない話だと思うのです。


私も以前、相馬港に釣りに行ったときにヒヤッとした経験をしました。


その日は、台風が通過した何日か後のことでした。
海にウネリは残るものの、堤防が波を被るほどは荒れていません。
釣りは可能だろうと判断し、いつものポイントへと向かいます。


もうすぐポイントというところで、目の前を波がザブーン。
くるぶしぐらいまでの水量の水が、堤防を越えて反対側へ流れました。
それを見て、私は怖くなってUターンして帰りました。


あのまま歩いていけば、波に足をさらわれていたでしょう。
こういう経験をした方は、釣り人なら少なからずいるはずです。


堤防ではなくサーフであっても、引き波に足とられれそうになったり
波を被ったことがある人もいるはずです。


釣りは常に危険と隣り合わせという認識を持たないといけません。
当たり前といわれればそれまでなのですが。


常に注意していたとしても、落水するかもしれません。
堤防の場合、落水したら一人で上がるのは無理です。
ですので、ライフジャケットは着用しましょう。


ライフジャケットを身に付けていても絶対に安心ではありません。
水中に長くいると、溺死でなくても体温の低下で命が奪われます。
ライフジャケットは、あくまでも一時的な安全策と考えましょう。


労働災害の経験則のひとつに、「ハインリッヒの法則」があります。
どんな法則かといういと「1:29:300」。
つまり、1件の大事故の背景には29件の軽微な事故があり、
300件の気付かない異常が起きているという法則です。


釣りの最中ヒヤッとした経験は、29件のうちの一つかもしれません。
ヒヤッとしたときは、その行動を振り返ってみることが大事です。


最近は、SOLAS条約によって港の釣り場が減ってしまいました。
そこにきて、事故予防という感じで立ち入り禁止の堤防が増えています。


個人的にはとても寂しいことなのですが、
事故が起こると責任問題になりますので、仕方ないかとも思います。


今、私たち釣り人にできることとは何でしょう。
ルールを守り、危険を常に認識した行動することでしょうね。
自分の身を守るだけでなく、釣り場を減らさないためにも。



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